私は実は3人の子持ちですが、子育て中も子供の身体のことや健康のことなど東洋医学や西洋医学、いろいろな知識があって、ほんとうによかったと思うことがたくさんありました。
子供の具合が悪いときなど「おばあさんの知恵」的なすぐにできる応急処置や文字通り「手当て」痛いところに手を当てて、痛みを和らげたり、暖めたり、冷やしたり。母が子供にしてあげる治療が私の原点かもしれません。
そんな思いでママ鍼という名前をつけました。

マタニティ専門ですか?という質問を受けたりすることもあります。
もちろんお薬の使えない妊婦さんの治療もよくさせていただきますが、マタニティ専門ではありません。不妊治療も、妊娠中も、出産後の母乳ケアも、赤ちゃんや子供の治療も、なんでもやります。

すべて人生の中でのステージです。生まれてくる前の方から、年をとって亡くなっていく方までの治療をさせていただきたいと思ってやってきました。

季節に春夏秋冬があるように、人の身体も春夏秋冬。それぞれの年齢や性別、環境によって、様々です。専門とか得意とか、そういうものは私にはありません。

身体や命は、誰しも一つしか持っていないのですから。かけがえのないものです。
大切にするお手伝いができればいいなと、そう思っています。

 

 

はじめて鍼灸に来てみました、という患者さんはみなさん同じ様に『鍼って痛くないんですね!もっと早く来ればよかった』と言ってくださいます。
身体が楽になってはじめて、今までがとても辛かったのだということに気がつかれる方もいらっしゃいます。

鍼にはいってみたいけれど、どこの治療院にいったらいいのかわからない。
知らないところは怖いし・・。というお話しもよく伺います。
正直、私も知らない先生のところには、行けません。(笑)

少なくとも、私の知っている鍼灸の先生方はみなさん技術も確かで優しくて、痛くないし、素晴らしい先生ばかりです。もっと、たくさんの方が、辛い症状をあきらめたり我慢したりせずに気軽に鍼灸の治療を受けていただけるといいのに。と思います。

鍼灸は、辛い痛みや症状を改善するだけではなく、身体が本来持っている自己治癒の能力をとりもどし、免疫力をあげることができます。副作用もありませんし、依存性もありません。

普段の健康を維持するためのメンテナンスとして通われる方もたくさんいらっしゃいます。
患者さんに、よくお話しするときに換気扇を例にたとえたりしています。
1年に1度大掃除の時だけ換気扇を掃除すると、1年のほとんどは,汚れて重たいまま回っているわけですが、月に1度、お掃除すればお掃除も簡単だし、いつも快適な状態で軽く効率よく仕事ができる換気扇でいられますよね。って。

 

 

西村入道氏とオープンハウス ヴォーカルスクールを設立
ヴォイストレーナとして活動しながら、シンガーの身体の調整のための勉強を始める。
シンガーにとって身体は楽器なので、柔軟な身体をつくるためのストレッチやエクササイズに加え呼吸法などは、大切なトレーニングです。それらを勉強していくうちに、整体やボディワークなどをやるようになりました。

弘明堂(武蔵関)の坂井先生に出会い
鍼灸の素晴らしさを知ることとなり、その後鍼灸の専門学校に入学、学校へいくかたわら坂井先生の下でスタッフとして8年間、勉強させていただきました。

2000年に鍼灸、指圧、あんま、マッサージ師の国家資格を取得

2005年に吉祥寺にママハリ治療院を開院
全日本鍼灸あんま指圧マッサージ師会会員、和方鍼灸友の会会員

現在は、オープンハウス・ヴォーカルスクールにてヴォイストレーナーとして、シンガーの身体作りのためのワークショップなどもやっています。

趣味:身体作り、ピアノ、サックスなど。